気学や方位学で吉方位を取った場合、その祐気効果はすぐ現れるのではなく、ある一定の法則で現れてくれます。そのタイミングを逃さず開運しましょう。
- いつ開運するのか
- いつまで続くのか
- 年盤、月盤、日盤、どれをみればよいか
方位の効果
吉方の効果の現れ方は諸説ありますが、大方1、4、7、10、13…という数字に関連して現れてくるようです。下記のように1ヶ月目、4ヶ月目、7ヶ月目、10ヶ月目、13ヶ月目または、1年目、4年目、7年目、10年目、13年目…という感じです。そしていずれも60という数字になるまで続くといわれます。
なぜ60まで? おそらく十干十二支の巡りが60だからでしょう。また、特に4と7の時にはピッタリと効果が現れて、10と13の時は前兆から始まる傾向があるといわれます。
日盤の吉方効果
日盤の効果は方位を取った日を一日目として、1日目・4日目・7日目・10日目・13日目…、と3日毎に効果が現れて60日続くといわれます。
月盤の吉方効果
月盤の効果は方位を取った月を1ヶ月目として、1ヶ月目・4ヶ月目・7ヶ月目・10ヶ月目・13ヶ月目…、と3ヶ月毎に効果が現れて60ヶ月続くといわれます。
年盤の吉方効果
年盤の効果は方位を取った年を1年目として、1年目、4年目、7年目、10年目、13年目…、と3年毎に効果が現れて60年続くといわれます。
他にも次のタイミングでも効果がでるとも言われています。
方位を取ったときの九星が中宮に戻るとき。例えば、北の祐気を取ったとき九星が六白金星であった場合、中宮に六白金星が回座するとき。
方位を取ったとき、その方位に自身の本命星または月命星が回座するとき。例えば、方位を取ったとき、その方位に自身の本命星または月命星が回座するとき。
とはいうものの、年盤の効果が60年も先に続くのだろうか。現実にはそこまで続くとは限らないようです。特に強く感じられるのは、13ヶ月、13年目までといわれ、その後は惰性的に弱くなっていくようです。悪しき凶事は自らの悪因縁がなくなれば60年待たずに途切れるように、善き吉事も幸せのタネ(徳分)の有無によって大きく変わるようです。
年盤、月盤、日盤。どれでみればよいか?
引っ越しの方位と時期は非常に難しい。
吉方位を探す場合、年盤、月盤、日盤 (時盤)すべてのもので吉になるようにタイミングが会えば問題ありませんか、なかなかそうはいきません。時として歳破や月破が巡っていたりと、なかなか良い時がありません。引っ越しの場合はその土地に住み続けるため、厳密に方位とタイミングをみる必要があり、ちょっとした凶象意があれば、後々にジワジワと凶作用が出てきてしまうからです。
鑑定すれば気付きますが、思い通りの吉方で引っ越しは中々ないものです。転勤や親の都合での引っ越しの場合、方位も時期も選べないことが多いです。凶方位だったら…、と占い師に相談するも結果的には限度というものがあります。詳細は以下の記事で、「方違え」についても記しているので参考にしてください。
時として「知らぬが仏」ということもあり、知ってしまえば気になるし、その思いに運気が引っ張られてしまうので、どうしようもない場合は「知らぬまま」のほうが良い時も人間にはあるものです。その諦めの境地も人として器の大きさの一つなのです。
移動や旅行の規模(移動距離と滞在時間)によって使い分けよう
- 国内の短距離旅行で日帰りの場合は日盤で方位をみます。
- 国内の長距離旅行(約100Km以上)で日帰りの場合は月盤で方位を見ます。
- 国内の3泊以内までの旅行では月盤で方位を見ますが年盤も参考にします。
- 国内の4泊以上の旅行では月盤と年盤の両方を見ます。
- 海外旅行は月盤と年盤の両方を見ます。
年齢によっても、生日盤、月命星、本命星を使い分けよう
生まれた時の日盤、月盤(月命星)、年盤(本命星)を使い、基本数え年で読めばよいと思います。年齢域によって使い分けることも必要のようです。
- 7歳まで … 生日盤 ※但し小児殺を犯さなければあまり気にしなくてもいいと思います。
- 18歳まで … 月命星 ※但し12~13歳位まで、小児殺を犯さなければあまり気にしなくてもいいと思います。
- 18歳以上 … 本命星
狎れていないと感覚が難しいかもしれませんが、8歳になったとたん、月命星を見ましょう。というほど、きっちり分かれているものではありません。実際には徐々に…変化していくものですので、8歳や17-18歳前後では両方を見ていくことも必要です。
方位を扱う難しさ
以上、どの方位をどのタイミングで祐気を取るか、意外と難しいものです。特に引っ越しは厳密に鑑定し少しの凶象意もなくなるようにしなければなりませんので要注意です。小旅行は祐気効果も少しになりますので、少々凶がが混じっていても吉のほうが強く出ますから、神経質になる必要もありません。心配なら信頼のおける占い師に確認してみましょう。自己流だけは避けましょう。