千葉県香取市に鎮座するは、下総一之宮の香取神宮。
主祭神は経津主大神(ふつぬしのおおかみ)と申し上げます。利根川を挟んで鹿島神宮に祭られている武甕槌大神(たけみかづちのおおかみ)との関係が有名です。両神とも武の神として有名でありますが、武甕槌大神は剣の神であり、雷(イカヅチ)の神であり力強いイメージがありますが、経津主大神はどちらかというと「フツフツと心に湧き上がる」御神徳を表すといわれます。それゆえ兄と弟みたいとも比喩ができるかもしれません。
香取神宮の参道は新緑の緑が美しいところで、ゆっくり歩く度に聞こえる足元の砂利の音、新緑の緑、木漏れ日によって心身ともに洗われるところです。
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