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気学で開運

 運勢を変えたい、開運したいと思って占い師を訪ねる人も多いと思います。占いの開運効果は人によって様々で、またあまり占いに頼り過ぎるのも心身が健全ではありません。占いはあくまで心のサプリメントでもあり人生の本質ではないので気をつけましょう。しかし、窮地を救う一つの手段でもありますので、ここでは気学の開運方法を簡潔に解説しましょう。

目次

開運に強い気学

 占いには様々な方法があり、それぞれ得意とする分野があります。九星気学は運命鑑定もさることながら開運に秀でており、比較的簡単にそして大きな開運を手に入れることができる占いのひとつです。
 気学を風水と混同する占い師(風水気学等と称する…等)もおりますが、風水とはまたちょっと違ったものになります。そもそも日本でブームになっている風水は本来のものからズレている部分も多く、色彩に偏ってしまっていますね。本来の風水はちょっと印象が違うものなのです。
 九星気学でいう開運技法としてメジャーなものは、“吉方旅行”や“祐気取り”と称する、現在住んでいる(通常、普段寝る場所)ところから、ある方位にいく方法があります。自分が方位に対して動いて、自分にとって良い“気”を吸収してくるのです。そして運気をチャージして開運に導くものです。
 この吉方旅行や祐気取りに加え、お水取りやお砂取り、水晶玉を埋める埋金法等が比較的メジャーな開運技法です。

気学による開運方法

 気学や方位学といったものには五行、つまり「木・火・土・金・水」における開運技法が伝わっています。名称や方法には流派や占い師によって多少の差異はありますが、大方下記のように分類できるでしょう。但し、実践する場合は正しい知識をもって行わければなりません。例えば玉埋めの開運効果は絶大ですが、年・月・日・時と方位を間違えると凶になり、水晶はずーっと土の中に存在し続けるので凶運を受け続けることになりかねません。また方位についても、真北と磁北のどちらを採用するかでも吉方位が凶方位になることもあります。方位については別途簡潔明瞭に書きますので、参考にしてくださいね。

木 木気法

 別名、杭打ち法ともいわれたりします。吉方位に行き願いを込めた木製の杭を土の中に打ち込む方法。また、吉方位に行きそこの土地に自生している樹木を持って帰ってきて、自宅に庭に植える方法。但しこのとき、一緒に住んでいる家族から見た場合、悪方位となるときもあるので注意が必要です。くれぐれも自分だけが良ければ…という考えはNGです。

火 火気法

 吉方位に行き、願いを込めながら線香等で火を灯してくる。または神社仏閣などで護摩祈願を行ってくる方法。

土 土気法

 お砂取りともいう。吉方位に行きそこの土地の砂を取り、自宅や寝具の下などに砂を撒く方法。木気法同様、一緒に住んでいる家族からみた場合、悪方位となるときもあるので注意が必要です。

金 金気法

 別名、玉埋めとして有名で埋金法ともいいます。水晶玉に願いを込めて吉方位に行き土の中に埋めてくる方法です。

水 水気法

 最も有名でポピュラーな開運方法でお水取りとして有名です。吉方位に行き、自然の水を飲んだり、持ち帰ってくる方法です。

占いの開運方法には欠点もある

 気学の開運方法を簡潔に紹介しましたが、どんな開運技法にも欠点があるということを理解しておかなければなりません。前述した通り、お砂取りは本人に取って大吉方位の砂であっても、同居している家族の中に凶方位になる人がいれば、その人にとって砂はマイナスのエネルギーになります。木気法による樹木を持ち帰る方法も同じです。このようにマイナスの影響を受ける人がいることを忘れないでください。
 また、砂を取る、お水を取る、玉を埋める、すべて他人に迷惑かけてはいけません。他人の土地に勝手に侵入して砂や水を取ること、玉を埋めること等も絶対に避けなければいけません。神社の神域も同様です。お砂取りを行っている神社はありますが、必ず許可を取ったうえで行い勝手に行ってはいけません。それは人としての常識であり礼儀でもあります。

パワースポットブームの功罪

 いまパワースポットがブームといわれています。メディアに取り上げられた場所には、運気やパワーをもらいに来る人が溢れることがあるそうです。そんな人々の一部とは思いますが、マナーを守らず、自然を荒らしたり観光気分でおしゃべりしながら、また傲慢な自己満足の心でそのパワースポットを訪れる人もいるそうです。本来パワースポットとは、清涼な自然の気に満ちた場所です。大地のエネルギーが噴き出す“龍穴”もその一つです。そのような場所は神秘的でもあり非日常的な雰囲気を醸し出す自然の気に満ちたスポットでもありますので、自然に対する敬意をもって訪れるべきです。自生している植物を踏みつけることなく、汚すことなく、静かな心で参ることを心掛けてほしいものです。

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